20年後へ願いを込めて。タイムカプセル埋設式を行いました。
5月28日(火)、実習生と職員・教員で、20年後の自分へ向けて、タイムカプセル埋設式を行いました。
埋設式では、学生、教員、職員がそれぞれ自分の願いや夢を紙に書き、瓶に詰めて校門の塀の中へ埋めました。
タイムカプセルを埋めることには、大きな意義があります。
新しく設立したこの学校に、自分の夢や願い事をタイムカプセル込めて、埋める。
そうすることで、これからのラオアジア日本語研修センターの繁栄や、学生が成長し、日本での経験を活かしてラオスが発展していくという「未来への希望」につながります。
そして、なにより、また20年後みんなで集まりタイムカプセル開封をする楽しみ、開封式に参加できた際に大きな喜びや感動があるのもタイムカプセルの醍醐味です。
当センター理事長も「ラオスの若者が日本語を学ぶことで、日本での学習や仕事の機会が増え、ラオスの発展に貢献できることを願っています」と熱い気持ちで参加しました。
タイムカプセル埋設式では、ラオスの伝統的な習慣である糸を結ぶ儀式「バーシー・スー・クワン(以下、バーシー)」が行われました。
バーシーとは、健康や繁栄を祈る儀式で、新年や結婚式、出産や新築のお祝い時などに行います。
今回は、地元の村長や村民も一緒にバーシーを行い、平安と繁栄、願いが叶うことを祈りました。
そして、祝福や未来への希望の気持ちを込めて、みんなで日本の歌「ハナミズキ」を合唱し、ラオス人女性学生はラオスの民族ダンスを披露。
日本とラオスの文化が融合した式典となりました。
今回ご参加いただいた関係者の皆様へ、改めて感謝を申し上げます。