炊き込みごはん 体験
9月16日、当センターにて「炊き込みごはんづくりイベント」を開催しました。
チームで協力しながら炊き込みごはんを作り、日本の食文化を体験しました。
日本には四季があり、季節ごとにさまざまな食材を楽しむ文化があります。一方、ラオスは雨季と乾季の2つの季節しかありません。そのため今回は、日本の四季と食文化を体験してもらうことを目的に、生徒自身が考え工夫しながら炊き込みごはんを作るイベントを企画しました。
ラオスでは、もち米を主食としており、基本的にはもち米だけを蒸して食べます。そのため、ごはんと具材を一緒に炊く「炊き込みごはん」はほとんどの生徒にとって初めての料理でした。中には日本食そのものを初めて食べる生徒もおり、新鮮な体験となったようです。

調理の様子
当日は学校で"にんじん・きのこ・鶏肉"の3種類の基本食材を用意し、各チームで話し合いながら、さらに最大3つまでオリジナルの食材を追加。6つのチームに分かれて、それぞれオリジナリティあふれる炊き込みごはんを完成させました。

学生が作った炊き込みごはん
審査では「味」「見た目」「独創性」「協調性」「調理のスムーズさ」を基準とし、上位3チームを表彰しました。どのチームの料理も個性があり、日本人ではなかなか思いつかないような食材の組み合わせも見られ、私自身にとっても新しい発見となりました。

優勝したチーム
今回のイベントを通じて、生徒たちは日本の食文化に直接触れることができ、日本への関心や日本語学習への意欲を高めるきっかけになったと感じています。今後も、このように楽しみながら学べるイベントを継続して開催していきたいと思います。

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